鹿児島市でのシンポジウムの開催準備や、屋久島の敷地の地鎮祭や整地の立ち合いをしたり、ご遺族の裁判の傍聴支援のため札幌に行ったり、3月終わりから劇的に忙しく、ブログの更新が進まない事をまずはお詫びします。
そんな中で、当法人のパンフレットを製作することを決めました。
新聞記事をご覧になったりラジオを聴いてお問い合わせをいただく中で、ホームページやブログをご覧ください、とお伝えすることが多かったのですが、パソコンやスマホを使わない方も意外と多く、そういった方たちにはこちらで印刷した設立趣意書やホームページを印刷したものを郵送させていただく等の対応をしてきました。
そういったお問い合わせにスマートに対応させていただくために、また、どなたかに紹介のためにお渡ししていただくために、やはりパンフレットが必要だという思いに達しました。
皆様からお預かりしているご寄付は、レスパイトハウスを建設するためだけに使うので、パンフレットに使うのも筋違いかと思い、地道にお伝えしていこうと考えておりましたが、やはりパンフレットの製作は必要であるとの結論に達しました。ご理解いただければ幸いです。
デザインはじめパンフレット作成に伴う作業のすべては、私の前職時代の元同僚、東日本大震災直後から、支援活動や社会活動を共にしてきた同僚の都筑里美さんが引き受けてくださいました。彼女がパンフレットの必要性を説いてくださったことも大きな理由です。
彼女はパンフレット制作についてはプロでもあり、発注までを担ってくださいました。通常デザインは技術料が発生しますが(それも躊躇していた大きな理由ですが)、彼女はそれらに関わる技術料を全て寄付という形にしてくださいました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
とりあえず1000部で26000円(デザイン料が通常発生したら倍以上の金額になっていたと思います)という印刷代のみの負担で製作することが可能になりました。
ご寄付を募るだけではなく、レスパイトハウスが必要な人に知らせるためにも、パンフレットを活用していきたいと考えております。
なお、もし次にパンフレットを製作する場合には、英訳も掲載されたものにしたいと考えております(HPも英語版を作成したいと考えています)。自死の問題は微妙なニュアンスの問題もありますので、趣旨に賛同いただき、ご協力いただける方を募集しております。
パンフレットは来週早々にも完成する予定です。手元に届いたらまたご報告させていただきます。
レスパイトハウスの主旨に賛同し有形無形にご協力いただいている皆様に、心から感謝申し上げます。