2020年01月09日

2020年1月レスパイトハウスの進捗状況について

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昨年10月に、レスパイトハウスを運営するために私自身が生活をする家を作り引っ越しを完了しました。

自分たちの終の棲家とすべく、レスパイトハウスとは全く別に小さな家を建てたのですが、予算を削るために壁紙を自分で貼ったり、棚なども自分たちで作ったりしたので、なにかと時間がかかり、今ようやく落ち着いたところです。

そして自分が生活をしていくために、家に隣接した小さな店を作り、12月下旬にオープンしました。
とはいえ、屋久島の12月は観光客もあまりいなくて、静かなものですが、、、

まずは自分が落ち着かないと、仕事もしながらレスパイトハウスの運営はできないですが、少々甘く考えておりました。

昨年は、年内にハウスの着工だけでも、とお伝えしてきましたが、年が明けても、まだ設計図が決定しておらず、それでも
少しずつ着実に、ハウスの開所に近づいているはずです。

引き続きお見守りいただければ幸いです。

昨年12月には、長崎新聞、熊本新聞、毎日新聞にレスパイトハウスの取り組みについて紹介の記事を掲載していただきました。
おかげさまで新たにこのプロジェクトを知っていただくことができました。お問い合わせやご寄付も積み上がっています。

一昨年12月の、NHKラジオ深夜便で放送から関心をもちご寄付賜った皆様には、1年以上が経過したことについて懸念されているかもしれません。私の作業の遅さが大きな原因です。心からお詫びするとともに、どうぞ暖かくお見守りいただければ幸いです。

これからもよろしくお願いいたします。FF266047-1EE1-4802-A4AD-79637E07D0E6.jpeg




posted by カナリアハート at 15:19| レスパイトハウス進捗状況 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新しい一年が始まりましたね。

新しい一年が始まりました。
昨年の社団法人設立にあたりお世話になった皆様、
当法人の活動を新聞やラジオ等で見聞きし関心を持ってくださった皆様。
そしてご寄付を賜った皆様には、心より感謝すると共に、皆様にとって
佳き一年でありますように心からお祈り申し上げます。

生きていく上で何を一番大切にするかは、人それぞれだと思います。

つい先日、小さいお子さんを残したお母さんが亡くなり、その後お父さんが再婚しようとしたら他人に責められた、
という出来事をツイッターで見つけました。

お父さんは、自分が間違っているのだろうかと自問自答。

でも、そもそも他人の人生の選択について批判することができる人は、何様なのでしょう。
その人の生まれた時から培った人生観や今置かれている状況や、その他幾千幾万の状況を全て把握することなど他人にできるはずもありません。

ただその時の感情で他人の意思決定を批判することは、やめてほしいと思いました。

身近な人を突然亡くした人たちはみんなわかっています。

「自分があの時ああすれば助かったかも」「自分の一言で故人を傷つけたのではないか」「自分がもっと早く病院に連れて行ってあげれば」
「自分が」「自分が」
と、わが身を振り返り自分の非を探し回るのです。

そんな中でようやく決めた大きな選択も、心ない(心ないという言葉は深いですね)他人の一言で揺らいでしまう。
近い人の喪失がどれほど自身のアイデンティティを崩壊させ、全てに自信がなくなるのか。

気にするなという言葉がけもむなしいばかりですが、どうか故人を思いながらも、自分が生きていく方法を探していかれますようにと
心の中で応援するばかりです。

わかってもらえない辛さも、孤独感もあります。でも実は同じ思いを抱えている人が全国にいます。
そのことだけは忘れないでいましょう。お互いに。IMG_9874.JPG
レスパイトハウスの建築予定場所の脇にぴかっと光るマンリョウ。
posted by カナリアハート at 13:22| いろんなこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする