この赤土の部分は、もともと斜面の段々畑でした。少し畑があって石が積まれてまた畑があって、と斜面を有効に使っていたのでしょう。ミカンの木が一本残っていました。しかし畑をする人がいなくなり、この10数年のうちに、すっかり雑木が生え森のようになっていました。この平らな部分の左側も畑だったところですが、レスパイトハウスを建てる以外の場所にはできるだけ木を残しておきたいので、そのままにしてもらいました。とはいっても、10数年で畑に生えた木はそのほとんどが強い風で倒れたり折れたりするような雑木ばかりですが。。
ちなみに、整地した部分の奥は国有林なので、今後もこのまま森でいてくれると思います。ここに立つと、鳥のさえずりと風に揺れる木々のざわめきしか聞こえないです。この森の向こうに、世界遺産地区(猿と鹿の楽園)と落差88mの大きな滝があります。
残した木々の左側には元々平らな場所があり、私が住まいの準備をしています(木でさえぎられているので、家からハウスが直接見えることはありません)。
普段、私の家の話をここで書かないのは、カナリアハートの活動の一部であると混同されないようにするためです。皆様からお預かりしたご寄付は全てハウスの建築とその後の運営のために使います。報酬や人件費や私自身の生活に使うことはありません。
レスパイトハウスよりも早く我が家は完成し、私が移り住み、それからハウスの建築を見守りたいと思います。
※お一人様が生活できる気持ちの良いハウスの建築についてのアイデアを募集しています。トイレとお風呂とミニキッチン完備、テラスも欲しいです。デザイン料はお支払することはできないのですが、協力者としてお名前を公表させていただきます。